〈活動の目的と内容〉

1.はじめに
かつて日本の自殺者数が3万人を超えていた時期が長くありましたが、政府・行政、各地のいのちの電話を中心とする多くの官民の取り組みの結果、厚労省と警察庁が2020年3月17日に発表した確定値によると、2019年に自殺した人は2万169人で、前年より671人減少しました。1978年の統計開始以来で最少で、10年連続で減少しました。
しかし、19歳以下は3年連続で増え、昨年より60人多い659人でした。
2017年が567名、2018年が599名で、増加率も約倍増しました。2017年に発生した座間市での殺人事件以降、官民による若年者を対象としたSNSによる相談事業が広がってきましたが、未だ多くの若年者が大人から気持ちを受け止めてもらうことができず、生きづらさを感じています。
私たちは、「電話による心の居場所」を作る目的で、概ね18歳以下の子どもたちからの電話をフリーコール0800-080-4343でボランティアが受け、子どもたちの話に耳を傾け、気持ちに寄り添い、共に考える活動を2018年9月から開始いたしました。

2.当法人の特徴は活動時間帯
私ども法人と類似の活動をしているチャイルドラインさんは、原則として年末年始を除く毎日16:00〜21:00に活動しています(一部地域では時間を延長して受けています)。ですが、実は、深夜や年末年始に孤独感を感じる若年者が少なくありません。
私たちは、毎週日曜日(日曜日の翌日以降が祝日の場合は最後の祝日の日)21:00翌朝7:00と、日曜日以外にもクリスマスイブ・クリスマス・大晦日・元旦の深夜にも活動を行うことで、最も不安感や孤独感を感じやすく、又、日中に比べて相談相手が少ない時間に、不安や孤独感を感じている若年者の相談先としての受け皿になることを目指しています。

3.若年者の自殺をなくすことを目指し、活動を拡充したい
共に活動する仲間を増やし、一人でも多くの若年者の気持ちに寄り添うことで、子どもたちの尊いいのちと安心・自信・自由を守りたいと強く思っています。
私たちの団体は、活動を開始して間もない団体であるため、若年者にほとんど知られていません。しかし、若年者の自殺者数が600名を超えていることを考えれば、わたしたちとの電話を必要としている子どもたちはたくさんいるはずです。
ひとりでも多くの子どもたちの心の声を聞き、その心に寄り添うことで、子どもたちの心の拠り所となり、子どもたちを救うことのできる存在になれるよう、活動を拡充していきます。

子どもの自殺をなくしたい。これが私たちの一番の願いです。

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